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2017年2月28日

お店

本屋めぐりの途中経過

本屋めぐりの途中経過

2月は本屋めぐりをしています。
ぐるぐると、都内近郊の本屋さんをめぐってみると、いろいろな本の捉え方があることに気がつきます。
お店の作り方も、本の並べ方も、ポップや看板にある言葉の使い方も、
ものへの向き合い方も、人への向き合い方も、
みんなそれぞれで、とても興味深い旅となりました。
生意気にも、私もいつか本屋さんをつくってみたいなと思ってしまいました。
そしてこの本屋めぐりの中で、
私の好きな風景は、素朴なものや暮らしの中にあるという本の存在で、
その横にちらっと混沌さや多様性が垣間見えると、心の底からわくわくする
ということを再認識しました。旅っていいですね。

余談はさておき、本屋めぐりはまだまだ続くのですが、
このへんでお取り扱いいただくこととなった書店さんをまとめます。
お近くの方はぜひお立ち寄りください。

まず1店目は、荻窪にある本屋title(タイトル)さん
店主辻山さんは「本屋、はじめました」という本を出されていて、その中でお客様との不思議な物語という話を紹介しています。それが本当に不思議な物語なんです。それは、本屋に著者が訪れるとその方の本を買うお客様がいたということが、一度や二度ではないという話。そうしたときに辻山さんは、この本はこの方が書いたのですよとご紹介してくれるでそうです。それってお客様としても嬉しいし、著者さんとしてもすごく嬉しいですよね。
titleさんにはきっと不思議な力があって、いつかmelancolia storytellingにもそんなことが起こってほしいなと、秘かに願っています。
titleさん、ありがとうございました。

そして2店目は、吉祥寺にあるSELECT BOOKSHOP百年さん
こちらのコンセプトは「コミュニケーションする本屋でありたい」。お伺いした時も、お話をしながらゆっくりとサンプル本をやさしく触って何度もめくってくださって、そしてその場で取り扱いを決めてくださいました。ウェブサイトにかいてある、本を通じた誠実な関係、という姿勢がスタッフの方からすごくよく伝わってきて、とても嬉しかったです。八鳥も、お客様に取って誠実な対応だと感じてもらえるような仕事がしようと気が引き締まる思いでした。
百年さん、ありがとうございました。

次に3店目は、上野のROUTE BOOKS(ルートブックス)さん
上野に住んでいたことがあるのに知らなかったと思ったら、できてから2年くらいの新しいお店だそうです。
店内には植物がたくさん置かれてあり、大きな窓からは暖かい日差しがフロアいっぱいに入り、淹れたての珈琲を飲みながらどっしりと腰掛けられるソファー席もあって、癒されたい時にいきたくなるような空間です。お店の入り口から奥の方まで、さまざまな所にディスプレイされた本を眺めているだけであっという間に時間が経ってしまいそうでした。
ROUTE BOOKSさん、ありがとうございました。

それから4店目は、池袋のブックギャラリー ポポタムさん
こちらは本とアートグッズのセレクトショップです。ギャラリーを併設していて、2週間ごとに展示替えをしているとのこと。
リトルプレス(少部数の自主制作本)の取扱いも多くて、ずらっと並ぶ本棚にある本をひとつひとつ手に取りながらみていくと、なんだかお店の中で宝物探しをしているかのような気分になります。
ポポタムさん、ありがとうございました。

そして5店目は、駒沢のSNOW SHOVELING(スノウショベリング)さん(3月中旬納品)
snow shovelingとは、文化的雪かきのこと。元ネタは村上春樹さんのダンス・ダンス・ダンスという小説に出てくる「僕」の仕事、コピーライターを称した言葉だそうです。

「穴を埋める為の文章を提供してるだけのことです。何でもいいんです。字が書いてあればいいんです。でも誰かが書かなくてはならない。で、僕が書いてるんです。雪かきと同じです。文化的雪かき」(本文より)

店主中村さんは好きでよく行っていたNYの本屋さんや珈琲ショップについての本を出されていて、出版までの経緯やNYのことなど、楽しいお話を聞かせてくれました。自分らしい生き方をしている人らしい雰囲気のオーラが出ていて、お店にもそれがにじみ出る楽しげで暖かいお店でした。
本屋のつながりや本の売り方など、貴重なお話も聞かせてくださって、とても勉強になりました。
SNOW SHOVELINGさん、ありがとうございました。

次に6店目は、尾道の音楽と詩 紙片さん(3月中旬納品)
広島県尾道市にあるゲストハウス「尾道ゲストハウスあなごのねどこ」の庭の奥にあるというこちらの書店さん。
ウェブサイトをみると、思わず「かっこいい」と声に出てしまうくらい、素敵なお店づくりをしています。
SNSを通じて書店さんから直接ご連絡を頂いたのは初めてだったこともあり、とても嬉しかったです。
昔、自転車旅行でしまなみ街道を走ったのを思い出して、紙片さんを訪ねにまた自転車をこぎたくなりました。
紙片さん、ありがとうございました。

そして7店目、南青山のヘイデンブックスさん(3月中旬納品)
前回のブログにて、いつかこちらに置いてもらえるようになりたい、と書いていた願いが叶いました!
納品の際にまたお店にお伺いできるのもとても楽しみです。
ウェブメディア「灯台もと暮らし」さんの、ヘイデンブックスさんについて書かれた記事「ヘイデンブックスができるまで」もぜひ読んでみてください。来月公開予定の続きが気になります。。。
ヘイデンさん、ありがとうございました。

以上、途中経過のご報告でした。
お近くにある書店さんはありましたか?
最後まで読んでくれて、ありがとうございました^^