ハードカバーのつくり方

手製本ハードカバーの作り方をまとめました。

必要な材料は
芯材:1ミリ厚チップボール
表紙:里紙
背布:綿生地
裏打ち:裏打ち用紙(アイロンタイプ)
接着:フエキ糊と木工用ボンドを8:2で混ぜたもの

必要な道具は
カッター
定規
鉛筆・ボールペン
刷毛

以上です。

よくお店で見かけるハードカバーは2ミリ厚、もしくは3ミリ厚が多いのですが、今回は本文のページ数が少ないので、カバーも軽い印象にするために薄い1ミリ厚を使いました。切りやすかったのも、とても良かったです。

それでは手順です。
1.芯材、表紙をカットします。
2.背に使う布を、裏打ち用シートとアイロンを使って、裏打ちします。
3.背布をカットします。
4.芯材にのりを刷毛で塗り、布にはります。
5.次に、芯材にのりを塗り、表紙を貼り付けます。
6.表紙の角を切りおとり、くるんで糊付けします。
7.完成

簡単です!

・・・・作業の様子と注意点・・・・

まず紙の目が縦目になるように注意して、カットします。

縦目とは、紙の短い辺を下にして紙を立てたときに、上下に紙の目が流れている状態です。折り目を付ける時は、紙の目に沿って折ると綺麗に折れます。
カバーの紙と布も同じように必要なサイズにカットしていきます。

それから、カッターは一度に切ろうとせずに、一刀目はまず切る道筋を作るだけにして、2回目で切るととても綺麗に切れました。

本の背に布を使うのは、本の強度高める役割と、紙よりも伸縮性があるのでシワやヨリがかかりにくく綺麗に仕上がるというメリットがあります。
また使う布は綿100%がおすすめです。化学繊維よりも糊の貼り付け具合がよく仕上げることができます。

裏打ち作業
まず布を濡らして

img_3102

裏打ち用の紙をアイロンで貼り付けます。

紙には、目印線を引いて、芯材を糊で貼り付けていきます。

ひっくり返えせばカバーのできあがりです!

繰り返し同じものをつくって、道具を上手く使えるようになるとだんだんと綺麗に仕上げられるようになりました。
紙の種類と相性をいろいろと試してみることができたのもよかったです。

今回表紙に使った里紙は、さらりとした手触りが気持ちのよいファインペーパーです。カラーバリエーションも豊富でとっても迷いました。

今回作った「ほんのたね」で紹介している「本をつくるために大切な8つの要素」はウェブサイトにも掲載しています。
https://hatidori.jp/wp/books/
ぜひご覧ください。

製本屋
MARUMIZU-GUMIさん
http://www.marumizu.net/

布屋
chahatさん
http://chahat27.com/info/