印刷所からのギフト

この度、初夏に発売開始した「こころ」に、
印刷所さんがご好意でカラーのカバーを作ってくださいました!

表紙の色づけは、著者の水上さんが担当し、
水彩絵具に心を込めて、こんなに素晴らしい表紙になりました。

振返れば、オリジナルを読ませていただいたときに惚れ込んで、
「これを一緒に本にしませんか」とお誘いしたのは、もう半年以上も前のこと。

オリジナルの作品も、表紙の彩りが綺麗で、
印刷所の担当、斉藤さんと3人で初顔合わせした際には、
斉藤さんも手に取った瞬間に感動してくれたのを今でも覚えています。

もちろん、オリジナルと全く違う風合いですが、
こんな風に新たな表現を創り上げる作家の水上さんにも、
今回カラーカバーをご提供してくださった印刷所の斉藤さんにも、
心からの感謝と尊敬の念に堪えません。

斉藤さんは
「結局、どんなに機械が発達しても、
人の手を触れずにできあがる『本』は存在しないんです」といいます。

水上さんは
「本を作るときに、紙を折る作業をしていて、気がついたんだけど、
『折る』って『祈る』に似てるよね!
人の指に触れて空気を通って、祈るように折られていった花束が、『本』なんだね」と。

そんな素晴らしいお二人と、それから熟練の職人さん達と一緒に作った「こころ」
ぜひ多くの方に読んでいただければ嬉しいです。

これから全国の書店さんや、ニューヨークの書店さんにも、ご案内・配送に伺います。
そしてネットショップからもご購入できますので、どうぞよろしくお願いします。
http://shop.hatidori.jp/