個人出版

眠る前になでる本

著者名: melancolia storytelling(相澤 歩)

本のご紹介

コンセプト

眠る前になでる本。光に透ける魔法付き。

特徴・ストーリー

内容は、写真と詩と短編。
最大の特徴はトレーシングペーパー(半透明の紙)に写真を印刷していることによって、詩の世界にある光を表現していること。

melancolia storytelling(相澤 歩)さんからのメッセージ

この本の最大の特徴はトレーシングペーパー(半透明の紙)の扱い。通常トレぺは、本の最初と最後のページなど、部分的に「装飾」として使われることが多いのに対し、この本では、「本編」として文字頁よりも多く使っている。全ての写真をトレペに印刷して光に透けるようにする、と決めたものの、写真は「装飾」ではなく「本編」にしたかったので、どれだけきれいにリアルに印刷で再現できるか、かなり不安だった。

サンプル版を見てびっくりした。美しい。日本の印刷技術って凄い。本作りを指揮してくださった八鳥さんがおっしゃるように、わたしの写真との相性もよかったのかもしれない。特に真ん中の見開き頁の、薄暮の薔薇の写真は、トレペの質感とも相まって、なんともまろやかな存在感が出た。そう、存在感。写真や色味や言葉ではなくて存在感のある本をつくりたかった。

一緒にいるだけでいい。たまに話すだけでいい、話さなくてもいい。たまにけんかする。仲直りする。一緒に旅に出て一緒に眠る。そんな本をつくれた。そして、あのなんともまろやかな薄暮の薔薇を、距離や時間を越えて届けることができる。この光をはらんだ本があなたの無口な親友になることを願って。

みんなの声

こんな本見たこともない
こんな本見たこともないし触れたこともない 遠い異国を、記憶を、大切な思い出を旅するような本

大阪 blackbird books様

夜が更けた時間に
紙という媒体を活用した新しい写真の愉しみ方。夜が更けた時間にひっそりと触れたい一冊。

京都 恵文社一乗寺店様

いつも傍に置いておきたい
光を当てると色や写真、物語が優しく浮き上がる本当に美しい本です。 この上なく優雅で、何かに思いを馳せたい時に捲りたい本。 いつも傍に置いておきたい素敵な世界があります。皆にも見てほしい。

Ryoさん

作家のご紹介

melancolia storytelling(相澤 歩)

2008年 講談社から絵本『すましたペンギン』を発表
2016年「melancolia storytelling」名義で音楽活動開始
2016年 はじめての自主制作CD4枚を発表
2016年 写真と詩と短編の本「melancolia storytelling」を発表
2018年 眠る前になでる本シリーズ2冊目「魔女の帰郷」発表
2018年 東京・大阪・湘南で展示ライブ「魔女の帰郷」開催

作家のご紹介

 

主なライブ会場
chigaya bake and coffee shop
https://www.instagram.com/chigaya_bakeshop/

 

ライブのご感想
草舟あんとす号さんにて奏でられ語られた Melancolia Storytellinhgさん の《うた》は、夕暮れ色の帰り道にそっと囁かれる安らぎの気配、朝の庭に出て感じるきらめきの匂いでした。どこまでもまろやかでやさしい人間味のある、家から溢れるあたたかな窓の灯りに似ている音。(菜々さん)

 

購入

作者 : melancolia storytelling(相澤 歩)

発売日 : 2016年12月17日

価格 : 3000円

購入方法 :
ネットショップ